サイボクについてサイボクの一貫体制
安全で美味しい食の実現
小さな牧場から歩みを始めたサイボクは、
安全で美味しい食の実現のため、
時代に先駆けて「一貫体制」を行なって来ました。
肉質の要となる「種豚」の開発・改良からはじまり、
牧場で豚を育て、自ら加工し、販売する。
すべての流れを連携させながら、
つねに美味・安心の追求を行なっています。
種豚の開発
おいしさの出発地点「種豚」
豚の美味しさには、血統が大きく影響します。そして血統を左右するのが「種豚」です。サイボクは種豚の牧場として創業し、70年以上にわたり、育種改良を行いながら、理想の豚肉を追求してきました。豚づくりのもっとも上流から、サイボクの美味しさ作りは始まっているのです。
サイボクの豚は血統書つき
サイボクで育てられるブランド豚「ゴールデンポーク」「スーパーゴールデンポーク」の原種豚には、すべて血統書が付いています。どの種雄豚、母豚から生まれた肉豚なのか、その履歴はサイボク創業以来、種豚部によって厳重に管理されており、現在のおいしい豚肉をつくる原点となっています。
DNA登録と検査で品質保証
専門機関の協力のもと、「ゴールデンポーク」と「スーパーゴールデンポーク」のお父さん豚であるデュロック種についてDNA型の登録を行っています。これにより、精肉やハム等の製品からでも、DNA検査で、どの血統の子豚を使ったか特定することができます。
また、肉質を悪くする不良遺伝子を持った豚をDNA検査により見つけ出し、交配に用いないことで、できる限り品質の悪い肉を出さないように努めています。
DNAの鑑定技術を利用することで、よりおいしいお肉やハムの研究を科学的に進めているのです。
牧場で育てる
健康な豚のためには、
健やかな環境と健やかな水。
サイボクの牧場は日本百名水のひとつに数えられる桂葉清水(かつらはしみず)が湧き出る地にあります。ひとけが少ない緑ゆたかなこの丘で、きれいな空気と水に囲まれているからこそ、健康に豚が育つのです。
目標は、
「豚の気持ちがわかる人」
豚にとって大切な環境の一つに、飼育する「人」の存在があります。健やかな豚を育てるには、豚の変化を見逃さず、その状態にふさわしい管理を行い、つねに愛情をもって世話をする事が大切です。豚は私たちにとって家族同様の存在です。「豚の気持ちがわかる人」こそ、すべての牧場スタッフの目標なのです。
例えるなら、
「炊きたてのごはん」
サイボクの牧場には飼料工場が隣接しています。豚の健康を考えると、作り置きをせず、毎日新鮮な飼料をあげる事が大事なのです。人も豚も、できたてだと食欲が増すのは同じ。例えるなら、私たちの飼料は「炊きたてのごはん」なのです。
サイボクこだわりの「豚のごはん」について
豚もお米が大好き。
国産米で甘みもUP!
サイボクの豚の飼料には、食用として食べられるお米が入っています。飼料専用の米が使われる事が多い中で、国産の食用米を使用するのは、できるだけ輸入物ではなく国産由来の穀物を使うこと、そして地域との共生として農家さん達へのサポートが目的の1つとしてあります。また、米を飼料に加えることで、美味しさの指標と言われるオレイン酸の含有量が上がり、さっぱりしつつも甘みのある脂になるのです。
エコはエコでも
おなかに良いエコ。
サイボクは小麦由来の食品残渣(ざんさ)を再利用するためのエコフィード工場を自社で運営しており、小麦由来の食品に限定して直接工場から供給しています。
その理由は、豚にとって小麦を直接摂取するよりも、消化吸収が良くおなかに優しいから。単なるフードロスへの対策という事ではなく、あくまで豚にとって「良い飼料」を追求した結果なのです。
豚のすべてを余さず活用
牧場で排出される糞尿は、適切な処理やそのための設備投資を含めて大きな課題です。サイボクでは豚の糞で有機肥料をつくり、農家の方達へ供給しています。
楽農ひろばで販売している地元農家の朝採り野菜の多くには、この有機肥料「サンライト」が使用されており、野菜の生産に活用されています。有機資源の循環は、地域に根差しながら美味しくて安心安全な食づくりを目指す、サイボクの取り組みの1つです。
農場HACCPの取得
高い衛生管理が認められ、サイボクファーム(旧 東北牧場)と鳩山牧場では農場HACCPの認証を取得しています。農場HACCP(ハサップ)とは、畜産農場における衛生管理を向上させるため、農場にHACCPの考え方を採り入れ、危害要因(微生物、化学物質、異物など)を防止するための管理ポイントを設定し、継続的に監視・記録を行うことにより農場段階で危害をコントロールする、飼養衛生管理のことです。
<HACCPに関するコミットメントはこちら>
職人がつくる
サイボクのブランド豚のみを使い、丹精こめてつくる。
サイボクのハムやソーセージには、すべてサイボクのブランド豚が使われています。牧場で手塩にかけて育てられた豚を、最高に美味しく仕上げるのが、直営工場の職人たちです。本場ドイツの製法を学び、1つ1つ丁寧に作る、その味わいの背景には、確かな技術があるのです。
保存料不使用。塩分控えめ。
家族に食べさせたい商品を。
大切なのは「美味・健康」。だから保存料不使用、塩分控えめ、添加物は最低限だけを使ってサイボクの製品は作られています。そこにあるのは「家族に食べさせたいものを作る」という私たちの想いです。
熟練の技が冴える、
「練り込み」。
ウインナーやソーセージのキメを整える「練り込み」の作業は味や食感に大きく影響します。毎回微妙に変わる肉質や、季節によって変わる湿度を触感で見極め、バランスをとりながら行う練り込みには、職人の技と勘が欠かせません。繊細なキメを持つ絹挽きのウインナーやソーセージは、熟練の見えない技術が隠されているのです。
自ら届ける
自分たちで届け、
お客様の声を聞く。
牧場から始まり、職人たちの手を経て作られたお肉やハム・ソーセージを、新鮮な状態でお客様の元に自らお届けしています。そこでいただくお客様からの声を活かし、さらなる品質の向上へと繋げていきます。
最高に美味しく
食べていただきたくて。
サイボクの味を最高のかたちで召し上がっていただくために、私たちは直営レストランの運営を行っています。「本物の味」が織りなす、さまざまなかたちの美味しさを、ぜひお召し上がりください。